「まだ大丈夫」はいずれ手遅れに!外資への転職のタイムリミットと面接で役立つビジネス英語の4つのコツ

※ 当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

外資転職のタイムリミット
スポンサーリンク

外資系歴20年(途中日系もあり)の私しまろんパパは、転職の準備は若いうちからしておくべきだと考えています。

  • 自分の会社はブラックだと思う
  • 年収をアップさせたい
  • 自分の能力はもっと評価されるべき
  • 外資系に興味があるけれど英語力が心配

上記一つでも当てはまるのなら、悩んでいる時間がもったいありません!今すぐにでも行動を起こすべきです。

なぜなら、転職にはタイムリミットがあるから!

今回はしまろんパパの知人の話も含め、転職準備が若いうちから必要な理由や、外資系企業への転職のコツをご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

は20代で年収1000万円超えを逃した知人の話

ビジネスマン
しまろんパパの会社に来ていたエンジニアで、知識も経験もコミュニケーション能力もあり非常に優秀な子がいました。

しかし、いわゆるシステム会社に勤めていて、朝から夜中まで働いていても年収は400万円ほど

優秀なので肩書はどんどん上がっていきますが、管理職になった途端残業代がでなくなり、給料はほぼ据え置きの状態になってしまいました。

エンジニアとしての仕事にプラスして、人の管理も増えているのにです。

精神的に疲労もしているし、何よりもこれだけの優秀な人材ならぜひうちに来てもらいたいと思い、しまろんパパの会社に来ないかと声をかけました。

彼にとってはキャリア的にも年収的にも大幅にアップチャンスです。彼も転職には乗り気でした。

でも、ここで一つの問題が。

そう、彼は英語が苦手なんです。

しまろんパパの勤めている会社は外資のなかでも英語力が必要とされます。

そして、彼を面接するのは外国人で面接はもちろん英語で行われます。

面接前一緒に勉強をしたりしましたが、やっぱり素人が教える英語では付け焼き刃に過ぎず、面接は通りませんでした。

誰に言わせても「英語力がね…」これ以外の理由は返って来ませんでした。

英語さえ少し出来る様になれば、彼は外資でも絶対に重宝され簡単に1000万ぐらいは超えると今でも自信があります。

「社畜」になればなるほど「転職」が頭から消えていく

当然、仮に彼が面接に受かったからと言って、その後しまろんパパの会社で上手くいったかどうかは分かりません。

しかし、「英語」「外国企業で外国人と働く」と言った、全く新しい事をしなくてはならなくなったはずなので、キャリアとしては非常に面白くなったと思います。

誰でもいつでも転職すべきと言うつもりは全くありません。

しかし、少なくとも彼の様に既に会社に飼いならされてしまっている人は、そもそも「転職」と言うオプションを無意識に消し、自分でチャンスを潰してしまっています

最初の面接で、いきなり成功して受かる必要はないのです。

それよりも、「転職」を手段として認識し、しかも「英語が苦手な人が英語で面接した」と言う事実自体に大きな意義があります。

きっと、彼は少しずつでも英語を勉強し、また面接に挑戦するはずです。

「転職せざるを得ない」未来は0ではない

成功

日系企業では外資系企業ほどは、転職は一般的ではないのは確かです。

会社には不満がないのに、キャリアアップの為に敢えて転職することは日系企業では珍しいのかもしれません。

でも、日系企業で働いていたとしても、将来「転職をしたい」時ではなく、「転職をせざるを得ない」時が来る可能性は決して0ではありません

会社にどんなに尽くしても切られるときはある

あなたがどんなに会社に恩義や責任を感じて尽くてきたとしても、会社側があなたを切る時はあっさりしてます。

「今まで文句も言わず尽くしてきたのに!」と言った所で誰も助けてはくれません。

「自己責任」の名のもとに、自分のキャリアを自分で考えなくてはいけない時代がもう既にやってきているのです。

「日系だから安泰」「大企業だから安泰」という考えは、はっきりいって危険です。

今の会社での未来が想像できないなら転職準備はマスト

今の会社に満足していて、10年20年後も具体的な未来が描けるのであれば問題はないかも知れません。

しかし、この激動の世の中、1年先の未来も分からないのに、10年ましては20年先まで安定している会社なんて殆どゼロに近いはずです。

今所属している会社に依存し過ぎず、「会社が変わっても自分は生きていける」とする状況があれば、生き残ることが出来ます。

将来自分に何かが起こった時に絶望の底に落ちる事がない様に、10年20年以上先を見据えて若い内からしっかり準備をしておきましょう

初めての転職のボーダーラインとその理由

ビジネスマン

面接をする立場としては、40歳以上の初めての転職は正直かなり警戒します

人によっては35歳でも遅いと感じると思います。

年齢とともに適応力は落ちる

理由はとても簡単です。

人間、歳を重ねる毎にどんどん「適応性がなくなっていく」らです。

若い内に、色んな環境、色んな状況を経験してきた人は、英語力やプログラミング能力などと同じ様に「適応力」と言う能力が備わってきます。
  • 人の言う事に耳を傾け、素直に聞ける
  • 「今までの自分の経験と違う」と思っても素直に実行できる
  • 色んな価値観、考え方、人種などに幅広く、柔軟に対応できる
上記のような「素直さ」「柔軟さ」は大人になればなるほど難しく、だからこそ、適応力が備わっていない可能性がある人を企業は大きく警戒します
人を雇う事は、時間も労力もお金も膨大に使います。能力や人格的に問題が無さそうでも、その会社に適応出来ない人は使い物になりません。前の会社で白だった事が、自分の会社では黒かもしれないからです。

中途採用で必要とされているのは即戦力

自社の文化に慣れるまで時間がかかる人材は即戦力とは言えません。

「雇ってみたけど全然ダメでした」なんて事があると、採用側も責任を問われます。

そのため、中途採用に即戦力を求めている企業側は、「適応力」はかなり重要視しているのです。

ヘッドハンティングはアラフォーで急に減る

しまろんパパがアラフォーになって一番驚いたのは、今までうるさいぐらい連絡が来ていたヘッドハンターからの連絡が半分以下になった事です。

もちろん、年収が上がってきた事で、見合うポジションが減ったと言う事もあるでしょう。

35~40歳の間で年収が何百万も変った訳ではありませんが、紹介される職の数は体感的に半分以下になったように感じます。

今でも月に1、2社ぐらいは紹介されていますが、今後はさらに減っていくと思います。

おそらく、転職を経験した事がない方は、ヘッドハンティングがないに等しい状態になるのではないでしょうか。

転職未経験がハンデになるだけじゃなく、ヘッドハンターとの関係を作るまでにも時間がかかるからです。

英語力が大きな武器になる理由とは

外資面接

英語力が転職活動において武器になる理由は、主に以下の2つです。

英語が武器になる理由
  • 英語が話せればチャンスが広がる
  • 英語が話せればライバルよりも優位に立てる

今は、日系企業も外資化している傾向にあり、日系企業も「転職=ネガティブ」と言う捉え方は少なくなってきていると思います。

しかし、まだまだ日系の中途採用は少なく、外資系企業を転職先に入れるか入れないで募集数は全く変わってきます。

また、英語力がそこまで必要とされない日系企業の方が、圧倒的にライバルも多いため倍率も高くなるでしょう。

一方、外資系企業には、当然「英語で面接」「英語で仕事」と言う大きな壁が立ちはだかります。

日本語が苦手な日本人にとって、やっぱり英語面接は怖い。

その為、英語で面接が出来るだけで、転職出来る企業数も採用へのチャンスも大きく変わります

何十年も外資で働いてきましたが、「日本人は外国人にはかなわないな」と思った事は殆どありません。

逆に「この人が英語力さえある程度あれば、外国人に混ざっても絶対負けない」と思う事は何万回もありました。

次で項で書きますが、日本人は英語に対して以上に高いハードルを設定して、必要以上に苦手意識を持っています。

能力は負けていないのですから、コツさえ掴めれば、英語での面接も仕事もそんなに恐れる必要はないのです。

ビジネスシーンで使う英語はコツさえつかめば意外と簡単

外資面接

外資系面接には、もちろん少なからず英語面接があります。

日本人には、これがものすごく高い壁に感じて、面接を受けることさえも及び腰になってしまっているかもしれません。

まずは日常英会話を習ってからビジネス英会話に切り替えて…と、面接前に段階を踏もうと考えている人もいるでしょう。

別に悪くはないですが、これではお金と時間がかかり過ぎるし、チャンスを逃す可能性があります。

そんな無駄な時間やお金をかけるよりも、しまろんパパ的にはいきなりビジネス英語を勉強する事をおすすめします

ビジネスにおいて「英語が上手い」必要はない

繰り返しますが、日本人は能力では絶対に負けていないのです。

忍耐強いし、正確だし、真面目だし。ただ、「英語の話し方」を知らないだけです。

冒頭で書いた彼にしても、今更「英語をベラベラ話す」必要はなく、ともかくコツさえつかめば外資でもほとんど問題なく仕事はできたでしょう。

英語が出来ない人ほど「かっこよく」話したがる

英語が出来ないや苦手意識がある人ほど、「映画の中でカッコよく外国人同士が英語話している」的状況を夢見ています。

でも、実際の仕事の現場において、正直カッコよく話す必要はありません。

特にアジアでは、一つのプロジェクトにおいて、メンバー全員がネイティブなんて事はまずありません。

むしろ一人もネイティブがいない事だってあります。

面接にしても、仕事にしても、英語を話す時のコツがあり、そのコツをつかんでおけば大体の事は解決するんです。

ビジネスで求められる英語のコツとは

では、ビジネスで求められる英語のコツとは具体的にどんなことがあるのでしょうか。

それは、主に以下の4つだとしまろんパパは考えます。

ビジネス英語のコツ
  • 結論を先に言う
  • ポイントで伝える(#1, ~ #2~, #3~ など箇条書き的に)
  • 短く簡潔に、余計な事は言わない
  • 無駄に難しい単語や言い回しは使用しない

これさえ守れば、中学生レベルの英語力でも外国人相手に仕事はできます

日本人はこの「コツ」を掴むのが苦手で、

  • 緊張のせいで話し過ぎてしまう
  • 自信がなく無口になってしまう

このどちらかになる傾向が強いです。

そのため、英語力に不安があり英会話を習おうと思っている人は、迷うことなくビジネス英会話を教えてくれる英会話スクールに行くことをおすすめします。

英会話スクールのビジネス英語コースは、短く簡潔に伝える練習や、交渉時に外国人に好まれる話し方を教えてくれます。

このテクニックは、面接でもかなり役立つと思います。

日常会話とビジネス英会話は全然違う

外国人の友人や恋人が欲しい場合は別ですが、ビジネスの場で使用したければ、ビジネス英会話でコツを学ぶ事が近道になります。

普段、英語を仕事で使用している人でも、「映画の中の英語は全く分からない…」と感じている人は多いと思います。

分からなくて当然です。日常会話の英語とビジネス英語は、使用される言葉が全然違ってくるからです。

その為、面接の練習の為に映画で英語を勉強すると、「耳を鳴らす」程度には良いかも知れませんが、逆に遠回りになる可能性があります。

ビジネス英語さえ身に着けば、転職の幅は信じられない程広がる

ある程度、英語のコツさえ身に着けられれば、後は実際に英語面接を受けてみて経験を積むしかありません。

しまろんパパは、外資系企業でずっと働いてきて、且つクビも2回経験しています。

はっきりいって「外資に入ればバラ色の人生」なんて言うつもりは毛頭ありません

しかし、外資系企業への転職で年収は確実に上がりますし、「ブラック企業でも我慢しなきゃ」と言う気持ちが薄れて自分で自分の職業や役割を選択出来る様になります

そして、そういう方が、クビを切られ辛かったりもします。

「今はまだ大丈夫」ではずっと変わらない!いつかやるなら今始めよう

外資面接

今、20代または30代の方が自分の働いている会社のことを

「まだ我慢は出来る」とか「辛いけど、同級生の〇〇君に比べたらウチの会社はマシだ」レベルに思っているのなら、是非一度転職を考えてみて下さい。

それは、言い訳を探して自分から逃げているだけかもしれないかです。

「我慢が出来てしまう」日本人の特性が自分の首を絞める可能性も

我慢をしながら時間が過ぎていった結果、「時既に遅し」状態で身動きのとれない未来はあまりにも残酷です。

繰り返しになりますが、決断が遅れる(年齢が上がる)につれ、転職の門はどんどん狭くなります。

今は日系企業でもクビは珍しくありません。

若い方は今後の人生も長いだけに、さらにそのリスクは高くなっていく可能性もあるんです。

そして、万が一が起きた場合、日系企業だけじゃなく外資系企業を転職先に含められるかどうかで全然募集数が変わってきます。

ヘッドハンターとの関係性がそれまでにうまく出来上がっていれば、さらに転職で成功する確率は高まるでしょう。

外資系企業への転職は、英語はもちろん、ヘッドハンターとの関係、転職経験(回数)、同業者の間での評判など、色々なものが関係してきます

「今はまだ我慢出来る」状態では、どんどん時間だけが過ぎて行ってしまいます。

転職したい(しなくてはならない)時に、2.3ヶ月でいきなり希望する職種や年収転職出来るはずがありません。

数回目の転職ならともかく、初めてなら年単位での準備が必要なのです。

備えあれば患いなし。余裕のある今、転職のための準備をしてみてはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました